2013年01月07日
1月7日
新しい年を迎え
今日は七草がゆの日となりました
皆さま本年もどうぞよろしくお願いいたします
母が毎年6日に畑などで七草探し
いつも難しいのがなずなちゃんです
こちらはベトナムからの研修生の方々が3年帰れないんですね
お国の正月を思い 懐かしんで作った 「マンツェン」というお料理です
もち米 豚肉 お豆をバナナの皮でくるみ 7時間煮るという素朴なもの
地方によって名前も変わるそうで 中国のチマキよりもシンプル
普段忙しい家族がこの時は集まっておしゃべりしながらこの時間を過ごすのが
なにより楽しいんです・・・という話でした
ごちそうですね
バナナの皮 見つけてあげなくちゃと心配しました・・・熱川バナナワニ園とかフルーツパークとか?
結局ネットで入手できたそうです よかったですね
心温まる郷土料理 お母さん 家族のことを思い懐かしむ料理
母が頑張る孫にどうしても 「ういろう」 を飲ませてあげたいから連れて行ってというので
急きょ小田原まで・・・ココでしか購入できません しかもお一人様2箱まで
「ういろう」 ってお菓子のういろうのことではないのです
外郎 とは 中国の「元」に仕え その後日本に帰化した人が 中国での役職からアレンジした
名前なんだそうで 持参した家伝の薬が朝廷に珍重され
足利義満の時代朝廷に仕えた 外郎2代目が 外国の使節の接待のために考案したのが
お菓子の「ういろう」 これが職人によって各地に広まっていったそうです
北条早雲が五代目の外郎を朝廷との外交役に小田原に招き
その後秀吉が北条家を滅ぼしたとき 一族家臣は城下に残さない方針だったも
外郎家だけは特例で許され 薬の製法も一子相伝で現在も伝えているということ
江戸時代には2代目市川団十郎も持病の咳と痰をこの薬で全快したお礼に
歌舞伎18番 「外郎売」 の台詞を創作したというエピソードもあります
そんな歴史ロマンのあるお薬です
帰りは記憶も新しい駅伝コースで箱根
家族旅行の思い出を話したりしながら
箱根から三島新東名・・・早いですね ほんとびっくりです
久しぶりに母とのおでかけでした
何だか忘れられない1月7日になりました
Posted by 檸檬の風 at 23:01│Comments(0)
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