2010年10月10日

稲刈りは来週に

結構降りましたねicon03
今日はハウスの中で座学

  お米になるまでの話
 
 先ずは代カキ・・・水を溜まりやすくする               
            雑草が生えにくくするために
 
 そして 土をならす

 尺角植え・・・30cm間隔で・・・トラクターだともっと狭い設定だそうです
       
 

通常の育苗は
種もみした稲を消毒薬に漬け乾燥させ春に温水に浸し発芽させます

有機は塩水選で沈んだものだけ選び 60℃の温水で7~10分消毒します
さつまいもなどもこの方法で殺菌

育苗箱に40g播種し 40日 4.5葉 20~25cmになるまで育苗=成苗 
有機農法は色々な工夫をして 病気や虫に対抗します

雑草を生えにくくするために田んぼの畔を高くする深水式にするため
通常より大きく育てます

もしくは合鴨くんに動き回ってもらいます

こんな機械や薬品に頼らない農法が地力を保全し 人の知恵を活かした・・・暮らしに即している
本来あるべき自然な道であるなぁと感じます


  

黒米を播ざ架けして乾燥していました 大変な作業を経てできるお米

1反=300坪で平均収量8俵だそうです・・・米の値段は1俵=60kg 約12,000円
10万円弱の売り上げから肥料 農薬 機械のリース料 もしくはローン 減価償却など
差引いて・・・うぅ~ん

工程に必要な機械は
トラクター・田植え機・農薬散布機・コンバイン・もみすり機・精米機・・・総額1000万円以上
肥料の効果と収量、経費の関係 経済的最適収量など考えると・・・

1反10万円で終わらせないために 畑の有効利用  輪作、連作 にも頭をひねります


*本日のマツキ語録*
   
  ほんと 農業=脳業です
                   おっとface02


減反された農家の補償や自給率を高めるための米粉や飼料米には補助金もでる
秋田の大潟村などで行われているそうです

今日はお勉強になりました


*お楽しみのランチ*










icon28さつま芋とひたしまめのサラダ おいしかったぁ
  大浦ごぼう とってもよいです♪



レタスの播種
10月半ばが限界です

発芽適温は15~20℃
積算温度何ていう言葉を初めて聞いて・・・!勉強になります

先ずは床土をブレンドします
セルトレイは小さいので良~く混ぜてね


   

セルに ロメーヌ・レッドオーク・オークリーフを2粒ずつ播種します
結構大変です 肩こるわぁ~icon10

覆土は軽い芝の目土を使います

  

本葉がでたら1本化します
間引き 根元をハサミで切っても良いそうです
白菜 ターツァイの芽です

   

玉ねぎも発芽していました
いたるくん頑張って種播いていたもんねぇ~よかったねぇface01

 










帰りに岩田種苗に寄るも苗は何もありませんでした
次は11月玉ねぎの苗の入荷待ちです
そうよね いたるくんのもこんな感じですから・・・

雨も降り珍しく静かなお店で 奥さんがお茶を入れてくれました
味噌の材料にする大豆の枝豆が 山梨から入ってきたと出してくださいました

あけぼの大豆というそうです
おいしかったぁ
ごちそうさまでした


そういえば かどまんの奥さんが今味噌を仕込むにはベストですってお話でした
保存的にも 大豆のタイミングでもあるんですね

早生のアブラナの種も分けてくれました
春一番に食べれるそうですよ

季節の流れに従って タイミングよく播種していくんです
そのタイミング次第・・・ 経験や知恵ってことなんですねicon12



  


Posted by 檸檬の風 at 01:15Comments(4)野菜塾